2008 |
05,31 |
«床と仲よし»
2008 |
05,25 |
2008 |
05,17 |
«ふかいぞ»
2008 |
05,11 |
これはなんだ?
きっと芝居を見る人は気づかない。いや、気づかれてはいけない。けれど我々はこういうものをたくさんたくさんつくっている。ううん。なんだこれは。これはなんなんだ!
……こっそり教えるかもしれません。にこられ公演に来られたその日、あなたに。
舞台美術のたたきはもう手がとげだらけです。
いま手が握れません。
指のやらかいところに刺さった木屑。ちいさな。ちいさな。
抜くのを忘れて一日二日働いてしまうと、抜けなくなって、からだの組織の一部になるのでしょうか。
うう。こわあ。
だけどこの木屑が鈴江の肉体の一部になる頃、私たちの芝居は最強なものになるのである。
と言い聞かせながら、いや、言い聞かせてるとなるほどわれながらそんなことは十分根拠がありそうで、わくわくしながら、やっております。
私の身体は木屑ひとかけら分、重くなって、お芝居は木屑ひとかけら分、強くなってます。
なってます。すげえ。
で、なんなんだこれ。
2008 |
05,04 |
«秘密だ。鈴江»
たたきだ。
たたくのだ。
黙々と、もう指先もひじも肩も腰も、自分のものでないような痛みと重みときしみと。
しかし、我々はぐいぐいすすむ。
もしかしたらこれ、演劇史上初めての試みだよ、うふふ、
というささやきがたたきのところどころでささやかれている。
いや、きっと誰も気づかないかもしれない。けれど、ここでチャレンジは日々続いている。いや、もしかしたら誰かは気づくだろう。
いかん。写真のすみっこにそのひみつの一端が写ってしまっている……
ふふふ。しかしそう簡単に見破られないような秘密なのだ。
その秘密のために我々は四苦八苦している。四苦八苦のあげく実現したあれやこれやの秘密は、とってもきもちいい秘密だ。
二口君が取材を受けた雑誌はLマガジン。
なんだか小さい扱いではないのだ、という。
いやがうえにも期待が膨らむではないか。
あのしゃべらない男がどんなことをしゃべったのだろう。
京都のいいところでどんなポーズで写真に撮られたのだろう。
秘密だ。まだ秘密なのだ。
カレンダー
最新記事
ブログ内検索