2008 |
05,11 |
これはなんだ?
きっと芝居を見る人は気づかない。いや、気づかれてはいけない。けれど我々はこういうものをたくさんたくさんつくっている。ううん。なんだこれは。これはなんなんだ!
……こっそり教えるかもしれません。にこられ公演に来られたその日、あなたに。
舞台美術のたたきはもう手がとげだらけです。
いま手が握れません。
指のやらかいところに刺さった木屑。ちいさな。ちいさな。
抜くのを忘れて一日二日働いてしまうと、抜けなくなって、からだの組織の一部になるのでしょうか。
うう。こわあ。
だけどこの木屑が鈴江の肉体の一部になる頃、私たちの芝居は最強なものになるのである。
と言い聞かせながら、いや、言い聞かせてるとなるほどわれながらそんなことは十分根拠がありそうで、わくわくしながら、やっております。
私の身体は木屑ひとかけら分、重くなって、お芝居は木屑ひとかけら分、強くなってます。
なってます。すげえ。
で、なんなんだこれ。
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