2009 |
01,16 |
«壁の模様 »
年末年始、鈴江はたたき。連日連夜のたたき。舞台美術の建築工事、小細工仕事、のことだ。理想は高く、図面はすてきで、しかし作業は地道でダサくて泥臭い。六つ割の角材って65ミリの釘を縦に入れるとどうしてああもろくも割れるのだろう。ベニヤ板で作ったパネルはどうして冬の風に負けて軽々と道端をころがっていくのだろう。大晦日、強い風にあおられてメンバー女子が作りかけの箱、になりかけてるムカデみたいな形の木材とベニヤ板の組み合わせをとばされてたのには笑った。長さ3メートルほどもある大きなかたまりが目の前でふわり、と空中に浮いたあ、ありゃあ…こんどは見事に着地した、と思ったらその次の瞬間にはもとの材木の形にばらばらに分解してしまったのだ。メンバー女子はもう半泣き。数時間かけた作業だったのにい……だけど笑うほかなかった。そこまでていねいにばらばらになるか?というくらいばらばらになったのだから。
寒いし痛いしきたないし、SIKだ。病気だ。僕らは。こんな作業を楽しんでいる。
理想は高く。高く。鈴江俊郎です。すてきな壁を作るのだ。まちなかはすてきなモデルに満ちている。でもできるのかなーー?
上品芸術演劇団「あたしと名乗るこの私」http://www.milmil.cc/user/jouhin/チケット発売しています。どうぞよろしく!
鈴江俊郎
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