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演劇ユニット 昼ノ月

3人でお芝居します。
2024
04,20

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2009
11,18

二口です

お久しぶりです。
北海道公演のことを書いて以来随分と久しぶりにブログを見ました。
押谷さんもがんばってるなぁ。相変わらず素敵にやってるなぁ。

久しぶりに筆を執ろうと思いました。しばらくの間お付き合いください。

私もぼちぼち芝居をしていました。
9月には「このしたやみ」というユニット(山口浩章・広田ゆうみと3人)で岸田国士さんの「紙風船」という小さなお芝居を創り(畳二畳で芝居をするという小ささ)京都・鳥取・三重とで公演をしてきました。京都は東山青少年活動センターで、鳥取は鳥の劇場で、そして三重は津あけぼの座で。どこも人が劇場を創り愛し大事にしているところでした。新しい出会いがあり刺激を受けて帰ってきました。芝居を真ん中においておいしいお酒を飲んできました。そしてやっぱり飲みすぎてまたも失敗してしまいました。皆さんすみませんでした。
10月には劇団ひまわり京都クラスの若い人たちと一緒に北村想さんの「十一人の少年」というお芝居を創っていました。舞台に立つのが始めての人が半分もいる上演でしたが彼ら彼女らのきらきらした目を見ているとそれだけで感動してしまうおっさんになった自分を発見しました。自身が随分と長い間ぼんやりと芝居をしているなと気付かされました。そしてやっぱり最後には酔っ払っていました。心配かけてすみませんでした。

酔っ払いはさて置き、昼ノ月での経験が今の私を今とは違う場所にむかわせてくれています。
本当に感謝しています。一歩外に出る勇気をもらったのだと思います。

今度の公演は実は来週末にあります。
役者だけで芝居を創るという企画です。
四人の役者が全ての作業を自分たちでやりながら公演する企画・四人芝居。

(余談ですが思えば10何年か前に二人の桟敷席という企画をしていましたが、その時とおんなじことをしているのかもしれません。あの時の鈴江さんとの作業があって昼ノ月もあるのかと思うと感謝したくなる企画です。)

今度のは田中遊さん、広田ゆうみさん、藤原大介さんと私という四人芝居です。みんな何かものを言わないと気がすまないという面倒な人たち、いえ魅力的な人たちだと思っています。
その面倒な人たちに対して書下ろし戯曲をフィンランドに滞在中の京都の劇作家でトリコ・Aプロデュースというユニットをしている山口茜さんにお願いしました。(山口さんは今はもう京都に帰ってきています)
このメンバーでどんなお芝居になるのか私にもまだまだ分かりません。
演出やスタッフがいないことの楽しさと苦しさ。本番中も修正しながらの過酷な時間であることは間違いないでしょう。
でもそんな時間がやっぱり楽しいのです。

すみません宣伝になりますが、もしお時間ありましたらお越しいただければ幸いです。

アトリエ劇研提携公演+京都芸術センター製作支援事業
四人芝居「バースデーケーキ」
出演:田中遊+広田ゆうみ+藤原大介+二口大学
作:山口茜
開場:アトリエ劇研(075-791-1966)
日時11月28日15:00 19:00
      29日14:00 17:00(開場は開演の20分前)
料金:前売り・当日とも 2500円
ご予約・お問い合わせ E-mail:4ninshibai@gmail.com
                                       URL:http://4nin.web.fc2.com

すみません久しぶりのブログで宣伝になってしまいまして。
いろいろな作業を通してまた昼ノ月と出会えるための蓄えとしたいと思っています。
すぐにくじけてしまいそうになるのですがここまで来たらもうしょうがないという気持ちでもあります。

では舞台でお会いできることを願いつつ。
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2009
08,12
二口です

苫小牧から船で敦賀について
無事京都に帰ってきました

帯広、釧路、北見の皆さん
本当にお世話になりました
ありがとうございました

お蔭様で帰りの船は空いていてとても快適でした
その中でこれまでの旅の時間のいろいろを
京都で待ち受けるであろう日常性を少し忘れて
じっくりと振り返ることが出来たぐらいでした

北海道は私にとっては初めて芝居をしに行く土地でした
行く前は恐れと期待とドキドキとが入り混じった
受け入れていただけるのか、それとも相手にされないのか
びくびくした不安な気持ちでいっぱいでした

しかし出会う方々は芝居を真ん中に置くと
自然にずっと前から知っている旧友のようになりました
仕込みやバラシも一緒になって身体を動かすとなおさらです
気候や環境、いろいろな違いはあるにしろ
私たちはきっと同じような時間を過ごしてきているのだなぁ
そう思ってうれしくなりました
そしてそう思うことが芝居をするということは
一人ではないのだ
ということを気付かせてくれたように思います

このことは今の私にはとても大きなことでした
芝居の公演の成果とはこのような実感があってこそ
あるのだも改めて思いました

北見での公演が「顔をみないと忘れる」の最終公演でした
京都の小さな会場で始めた作品が
長い時間を伴ってきちんと終わりを迎えることが出来たということが
何よりの幸せです、幸せでした

これまでこの作品に関わってくださった多くの方々に感謝して
多くのお客さん方に感謝して
受付やスタッフをしてくれた方々に感謝して
そして昼ノ月のメンバーに感謝して
一旦は筆を降ろそうと思います

本当にありがとうございました

お、メールです
なんですと?
なんだか雲行きが変わってきました
まだ「顔をみないと忘れる」は忘れないと誰かが言っているようです
忘れてはいけません、と
では、またどこかで?
いえいえまだまだ分りませんが
もしそんな機会だあったら又筆を持ち上げますね
では、それまで

2009
07,29
二口です
PCの調子が悪くブログを書くのが
今日になってしまいました
すみません、出発までに間に合いました、ふう
ご無沙汰をしてすみません

いよいよ北海道、道東三都市へまいります
北海道でご協力頂く皆様どうかよろしくお願いいたします
私たちの2年半以上にも及ぶ「顔をみないと忘れる」という旅も
ようやく終わりを迎えようとしています
その最後の地が北海道というのはなんて素敵じゃありませんか
本当に感謝しております
皆さんにお会いできるのを本当に楽しみにしております
どうかよろしくお願いいたします

これまで多くの会場でこの作品を上演してこれたことは
私たちにとっての宝物だと思っています
いろんなキズやご褒美もいただきました
時間がたち少しずつではありますが変化も遂げてきました
演劇をやっていて本当に難しいと感じる時間があります
何故繰り返しをしなければならないのか
繰り返したら本当によくなっていくのか
何かを疑りすぎたり信じすぎてはいないか
やり続けることで初めの何者かを失ってはいないか
問いは沢山あります
でもその答えは実は今のところよく分りません
問いを問いとして抱えることでしか今を生きていけない気もします
幼いなぁ、とも思います
でもやはり多くの方々に出会いたい
一緒にお酒を酌み交わしたい
そこで演劇、いやいろいろな無駄なことについて話したい
そう思っています

いろいろを思いながら家を出ます
足は前に進みます








2009
05,28
二口です

愛知の「顔を見ないと忘れる」公演でグランプリ賞をいただきました!
みなさま、ありがとうございました!

私たちの作品を呼んでくだすった関係者の方々、そしてご覧になってくだすった方々、審査してくだすった方々、そして今までに京都をはじめとして各地でこの作品を支えてくだすった方々、本当にありがとうございました。
感謝いたします。感謝の仕様もないぐらいに感謝いたします。
皆様のお陰です。

そしてスタッフを含めメンバーとひとつの作品で40ステージ近くの時間を過ごしてこれたことが、2年近くも取り組んでこれたことがこの結果を導いてくれたのだと思います。(ちょっと恥ずかしい)
本当に何と言ってよいかわかりません。
とにかくありがとうございました!です。

今まで40年以上生きてきてこんなに人様から喜んでいただき褒めていただき、また叱咤していただいたことがあったでしょうか。
自身で芝居を続けてきてこんなことがあるなんて一度も想像もしてこなかったのです。
一人でポツンと、じっと膝を抱えていたような気がしているのです。
なのでなんだかむず痒い感じもします。
でも口元がムズムズとゆるみもします。
たまには自分を褒めてやってもよいのかな、と思ってみたりします。
いえ、いや、そんなわけはありませんね。
いい気になって、迷ってはいけません。
私たちのエンゲキにはまだまだ、いえずっと終わりはないのですから。
これを励みにますます考え続けます。
膝を抱えることに磨きをかけます。

京都の片隅の小さな場所で肩寄せ合って創った作品です。
またどこかでお会いできればと思います。
おっと、8月は北海道に参ります。
北見、帯広、釧路公演です。
どうかお楽しみに!



2009
04,21
二口です

名古屋から無事京都に帰りました

劇場に足を運んでくださった皆さん
ありがとうございました
客席にドキドキされたのではないでしょうか
あたたかい拍手が今も耳に残ります

そして愛知県芸術劇場の皆さん
本当にお世話になりました
スタッフの皆さんの真摯で現場の人間を愛する姿勢に感激しました
拙いわれわれの作業を見守ってくださり
ありがとうございました

われわれはこれからもまだまだこの作品をあたためていきます
いただいたよい時間を次ぎに
これからの作業の時間の糧に
していきたいと思います

「だるま」の味噌こんにゃく、味噌大根が
まだまだ身体のどこかで踊っています
鶏ちゃん焼きは「右の足の中指の爪」先で笑っています歌っています

次ぎに私たちが向かうのは
さて、どこでしょう?

海を渡りますよ、海を
といっても海外ではありません
北の海をのぞみながら大きな大地で大声を出します
身体のキズがわあわあ騒ぎます

その時までお楽しみに!
夏ですよ


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