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演劇ユニット 昼ノ月

3人でお芝居します。
2017
08,19

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2007
04,05
4月5日。息子の春休みが今日でようやく終わる。やれやれである。
こう思っている親御さんも案外多いのではないだろうか。
子供と一緒にいるのはもちろん楽しい。でもずっと続くとしんどくなる。ねばねばしてくるのだ。
変な感じだが、これが実感だから仕方がない。
このねばねばからなんとか逃れようと苦心惨憺時間の過ごし方をひねり出さなければならない。
これがまた結構大変なのだ。

3月の終わりに神戸の王子動物園に行った。
二日酔いの頭で彼と二人阪急電車に乗り1時間半ゆらり揺られて。
彼は大はしゃぎだ。なにせ上野でしか見られないと思っていたパンダがいるのだから。おまけにコアラもついている。走り出したら止まらないぜ、とばかりにグイグイ手を引っ張っていくからたまらない。勘弁してくれ世界がゆがんで見えるんだよ、といったところで聞く耳持たずゲートをくぐると一目散にタンタンとコウコウのところに。
しかし行ってみるとふつーにごろごろしていた。実にふつーに。どってぇぶやっと小汚く茶色く薄汚れたどうぶつが寝転がって笹を食べている。イヤ落ち着いて考えれば当たり前のことなのだが、パンダといえばガラス張りの小屋の中で鎮座ましましているイメージがあったのでなんだかそれはそれで気が抜けてしまったのだ。
しかしそれを見ている彼の頭の中では今日のお土産はタンタンのぬいぐるみにしようか、それともコウコウのキーホルダーにしようかという算段がどうやらはじまっているようだ。かわいぃ、という声がいつもより高い音で出てきている。やばいなぁ、よけいに世界がゆれちゃうよ。

とても良い天気のわりには時間が早いせいか人も少なめだ。
おおかたの見たいものを見終わりぶらぶらしているとシベリアオオカミの隣にオオヤマネコがいた。
初めて山猫を見た。
宮沢賢治の童話に「どんぐりと山猫」というお話があって、何度か小学校などに絵本朗読もしに行っている。でも実際に山猫を見たことがなかった。ほんとに耳がぴんとして、その耳から長いしゅっとした毛が空に向って伸びている。威厳があり堂堂とした姿にびっくりした。かっくいい。しかもなぜか旧友と再会した気分だ。すっかり抜け落ちていた記憶が埋まり、点と点が結ばったような気もする。とにかくぐらぐら頭がいっぺんに吹き飛んだ。世界の歯車がゆっくりと動き出したのだ。
いやぁ来てよかった。感動した。興奮した。

お土産はタンタンのぬいぐるみ。もちろん大奮発だ。
いやいや春休みも悪くない。









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