2008 |
02,06 |
«二口君受賞!»
関西現代演劇俳優賞の授賞式が4日の月曜日、行われました!
今年の関西のたったひとりの「男優賞」が
二口 大学(昼ノ月)「顔を見ないと忘れる」
でした!その場で発表された
受賞理由をば。紹介します。
この芝居は二人芝居で、窃盗で捕まった二口演じる男と、その妻がガラス越しに会話する刑務所の面会シーンが主となり進行する。面会シーンのため、動きは座る姿勢が中心となり限られているが、それでも役の感情を劇場全体に行き渡らせた彼の演技の実力は、セリフの力、そのキレの良さ、スピードなど、関西随一だろう。
面会シーンの合間に男が、刑務所の劣悪な環境や、自分の少年時代の貧しい生い立ちなどを語る場面が挟まれる。そこでは、窃盗のうらぶれた感情や、妻との間にいる子供を思う心情などが語られ、心の奥では人の良い男が、窃盗犯にならざるを得なかった原因を、酷薄な社会に見出させる演技は二口ならではの魅力が感じられた。とくに幕切れでの富山弁をもちいた長ゼリフが印象的だった。
(関西現代演劇俳優賞 議事録より)
というわけです。
すばらしい……
審査員の皆さん、関係者の皆さん、ほんとにていねいに見ていただいてありがとうございます。
今年の6月8月9月の再演はさらに磨きをかけて。とプレッシャーがかかってしまうね。二口君。うけて立とうぜ。
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