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演劇ユニット 昼ノ月

3人でお芝居します。
2025
02,02

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2008
07,23
二口です

京都の夏です
暑い、どころの騒ぎでないぐらい暑いです
こげそう とけそう  
じりじりとコンロの上にいるようです
アスファルトはやわらかくゆがんでいます
一日に五回もTシャツを替えないと追いつかないほどです
それを持ち歩くリュックもぐっしょりです
気がつくと黒いはずのそれの背中がいつの間にか白く変身しています
おお、しおだ、しおだ!
自らしおを生産しているぞ!
夏は塩に困らないぞ、ふふふ…
きたない話でごめんなさい
夏は脳味噌もゆがませてくれるようです

みなさんお元気ですか?

またも「顔を見ないと忘れる」の稽古が始まります
身が引き締まるおもいです
あとひと月もなく鳥取公演です
楽しみのような、こわいような
どきどき、です
稽古を前にもうすっかり真っ黒になった台本を手にしています
言葉はまた新たに自身の身体の中で更新されていきます
その時間が楽しいのです
知っているのにまた出会う言葉
でも本当は知らなかったのかもしれない言葉
知っているつもりになっていただけで
身体を動かし、思考し、また身体を動かす
これからの瞬間瞬間が新しい時間です
これから出来上がる真っ白な時間です
きっと鳥取でしか出来ない芝居があるのでしょう
おそらく倉敷でしか出会えない時間があるのでしょう
そこを目指します
ずくずくの汗で真っ黒な台本を真っ白に変身させながら

八月
お会いできるのを楽しみにしています
でも本当はちょっぴしこわいのです


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2008
07,20

«ふと»

ゆうやけ

どうして、こんなものが惜しげもなくそこにあるんだろう。
普段つくりあげようとしたってなかなかできもしないこんなものが、いともあたりまえみたいにそこにあって。

私たちはこんなところにいて。
こんなふうにいて。
そして、
許されている。
与えられている。

誰に祈ったからというわけでなく、
誰にささげたからというわけでなく、
今、無償 の贈り物として、
私たちはこんな感じで。

と、じーんとしてしまったのでした。

2008
07,16
羊アップ


こんばんわわきのです。
羊です。いえ、わきのです。

あと一ヶ月で鳥取公演です。
鳥取公演だけのスペシャルな企画があります。

それは、
演劇◯サンネンカンと二本立て公演を行うのです!
こちらも男と女の二人芝居らしいですよ・・!
HPはこちら!

せくしーな画像が載ってます。


とき  平成20年8月16日(土)開演15:00/19:00
平成20年8月17日(日)開演15:00
受付は開演の1時間前
開場は開演の30分前
ところ 鳥取県立県民文化会館小ホール
入場料 前売・当日      2,000円
学生(高校生以下) 1,000円




2008
07,14
落語が楽しくて仕方ない
落語が難しくて仕方ない

落語が好きだ、やりたいとほうぼうで云っていたら
近年落語をさせてもらえる機会が増えた
ちいさな劇場の新春寄席とか夏祭りだとか
木屋町の小さな飲み屋さんだとか・・・
十畳ほどのスペースの真ん中にビールケースを積んで座布団しいて高座が出来上がり
お客さんをほぼ目の前にして
飲みながら見てもらう
本職でないのでへたくそなのだけれど
ゆるやかにシビアに見てもらう
そんな会だけれども、これがたまらん楽しい
一生懸命やっていると意外と面白がってももらえる
「芸人だ」などとちょっとうれしくなる
そう、いつかどこかのお座敷からお声がかかるのだ
にいさん、ちょいとひとつやっておくれやす
ちゃかちゃんりんちゃんりんでんでん
えー毎度おなじみの~で始まって、果ては、ぱちぱちぱち
おひねりが飛ぶの飛ばないの
扇子一つで渡り旅
わー、芸人だ、ゲイニンだ!
妄想です
馬鹿者です
でもどこかそれが自身の理想だと思っているところがある
どこかやくざなのだ、やはり

「笑い」ということにようやく最近思いを馳せられるようになってきたような気がする
芝居にも人生にもいかしたいと思う
もちろんまだまだだけれども
いやもともとは芝居のためにやりはじめたのだ
だから難しいけどやめられないのだ
芸人への道!?

東京公演のときは末広亭に行こうかな




2008
07,11
中心地広島に行ってきた。この前の土日。ワークショップの先生をしていたのだけれど、これがもう、ぜいたくな体験で。やる気満々の受講生は飢えた砂漠で小さい水たまりを見つけたみたいに「やらせろやらせろ芝居やらせろ」と舌をはあはあ。(失礼)
5時間も6時間も続く稽古は、とてもぐったり、全身疲労がおそうのです。
しかしそれはなんてさわやかな疲労なんでしょう。
あき時間に広島の街をさまよう、ってなことはひとつもできなかった私ですが、もうこんなに広島の人と熱を堪能した人もそんなにいないんじゃないの?っていうくらいの幸せな朝。
ホテルの朝食バイキングの終わるぎりぎりに滑り込んでテーブルにやっとついて落ち着くと。

美しい街が、こんなふうに見下ろせるのです。

平和祈念公園。川。そして、よくよく見ると、川の先のほうに、原爆ドームが小さく建っています。この写真にもう写っています。ということは。
こんなに美しい緑と石造りの端の街は、じつはそこが爆心地だったのです。一帯はあの朝、すべて建物が消されたのです。今見ているあたり全て、平坦な無人のがれきの平野だったのです。

ときどきは、人は広島にいかないといけないと思います。世界中の人が。
行ってじっとしてるだけでいいから、感じないといけないと思います。思いました。美しい川べりに立って。
傲慢に聞こえるかもしれないそんな言葉は、原爆、っていう事件、今もある兵器の前では傲慢ではありません。それくらいのバランスで、事実は重い。と感じます。

そんな広島でもこの芝居、上演されることが決まりました。
詳しくはまたこのサイトで。
おたのしみに!

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